ピアゴ知立店 #ユニー全店制覇の旅
ここ数年で老朽化した店舗の建て替えと不採算店の閉鎖を積極的に行った結果、古い店舗がほとんどなくなってしまったユニーですが、ここ「ピアゴ知立店」は奇跡的に古いまま生き残っています。
凝った外壁がとてもいいですね。
元々は「ユニー」と書かれていた看板。古いユニーの標準的な看板でしたが建て替えや閉鎖によりほとんど消滅してしまいました。貴重です。
古い店舗ですが駐車場も広々しています。早くからクルマ社会に迎合していたユニーらしいですね。
「2000円以上お買い上げのお客様は2時間無料(30分毎に警備員が巡回します)」とのことですが、ゲートもなく出入りは完全フリーです。しばらく見ていても警備員が巡回してる様子はありませんでした。古き良き時代の名残といった感じでしょうか。
裏側に回ってきました。搬入口があります。
「前向き注射でお願いします」の張り紙と共に車止めやラインが引いてあるのですが、ここにも客として駐車することが出来るのでしょうか?トラックの邪魔になりそう・・・
店舗ブランドがピアゴに変わったころは違和感しかありませんでしたが、10年も経つとさすがに慣れてきましたね。
外から上の階にアプローチする階段がありますが、立ち入り禁止になっていました。
ドアの横には立派なプレートが付いていました。
「東名クラウン開発」はユニーとトヨタ自動車の合弁会社として設立され、割と最近まで法人は存続していたみたいです。
「バザァル」は東名クラウン開発が手掛けたショッピングセンターにつけられた名前で、知立店のほか横浜の金沢文庫店(アピタ金沢文庫店 建て替えでバザァルの名称は消滅)がありました。
ユニーの歴史を伝える生き証人です。
ドアノブの取っ手がレトロでいい感じです。
外から見てガラス張りになっている所は階段になっています。
階段にはこんなフロア案内がありました。「ピアゴ」と貼られたシールの下には「ユニー」が眠っているのか、はたまた「バザァル」なのか・・・気になります。
店内のあらゆる掲示がレトロでとてもいいです。
もう1つの階段は標準的な感じです。
エスカレーターの横にはなんと「ユニー」と書かれたカートが残っていました。
店舗ブランド転換によって小さな看板も「ピアゴ」に上から訂正されてユニーは完全に消滅したと思っていましたが、まさかショッピングカートに堂々と残っているとは思いませんでした・・・凄いです。
客用エレベーターはなく、希望すれば係員同伴で荷物用エレベーターを利用できるようです。
エレベーターが必要なほど大きな荷物はないのでエレベーターチェックは断念。
出口にはドンキ的な手書きポップで「ありがとうございました」の文字が。
古典的なユニーの店舗でも確実にドンキ流が浸透しつつあるようです。
所在地:愛知県知立市南新池一丁目2番地6
交通:公共交通機関/名古屋鉄道名古屋本線「知立駅」下車徒歩約10分
車/伊勢湾岸自動車道「豊明」ICから約10分
営業時間:10時~20時
売場面積:不明
建物構造:地上3階建
駐車台数:200台(30分ごとに300円・2000円以上お買い上げで2時間無料←ゲートなどはないため無料で駐車可)